第８回伊那谷FM放送番組審議委員会

【日時】令和7年11月19日（水）午前11時30分～12時
【場所】伊那市　伊那ケーブルテレビジョン株式会社　会議室　
【出席者】委員総数　5名
出席委員数　5名
出席委員の氏名　　　　　　池田 輝夫 委員長
　　　　　　　　　　　　　北原 章裕 委員
　　　　　　　　　　　　　小池 喜志子 委員
　　　　　　　　　　　　　酒井 高太郎 委員
　　　　　　　　　　　　　鈴木 清次 委員

【放送事業者側出席者名】　伊那ケーブルテレビジョン　伊藤秀男 常務取締役
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　平山 直子 取締役放送部長
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　稲田 久人 放送課長

【審議会次第】
・ 開会
・ 常務あいさつ
・ 池田委員長あいさつ
・ 協議事項
（１） 自主制作番組　「災害訓練放送」について（約５分）
実際に放送したものを聴いていただいてから審議していただく
（２）伊那谷FM全般について質問、要望など
（３）その他
・ 閉会



伊藤常務　挨拶
　毎回貴重な意見をいただき徐々にではあるが改善している。
　免許の更新を信越総合通信局から義務付けられていて、再免許が交付された。
　災害についてはFMで伝えるべき大きな使命だと感じている。
本日は災害訓練放送をお聴きいただき忌憚なきご意見をお願いしたい。


池田委員長　挨拶
　本日は災害訓練放送を視聴する。地域の皆さんが一番興味のあることだと思う。
聴いて協議いただきたい。

平山部長
　８月30日にテレビとラジオの両方で災害訓練放送をした。
当日は伊那市と箕輪町で訓練が行われたので、そちらを中継したものの抜粋になる。
　
＜災害訓練放送　約５分＞

池田委員長
　初めての災害訓練放送ということで、避難所の状況などが分かった。

酒井委員
　伊那市でも災害時にケーブルテレビと連携するという協定を結んでいて今回このように対応してもらったのはありがたい。
　訓練放送をすることで、実際に災害が起こったときにテレビやラジオで放送してもらえるという安心につながると思う。
　
鈴木委員
　テレビだけでなくラジオという災害を伝えるツールが一つ増えたのは大きい。
私も災害対策本部にいたが、放送していたことを知らなかった。
発信しているだけでなく、受け手の方に聴いてもらわないと意味がないと思う。

池田委員長
　災害放送があるということを普段から周知徹底することが必要ではないか。そうすれば、実際に災害が起こったときに聴いてみようと思う。


北原委員
　地元に特化した情報が流れてくるので安心感がある。
実際の災害時に我々は情報をプレスリリースする立場なのでどのような情報を出していかなければならないのかを考えなければならないと思った。

小池委員
　ケーブルテレビで災害放送をしているということを周知することが大事だと思う。そうすればラジオもいいなということになり広まっていくのではないか。
　災害時、各市町村に対策本部が立ち上がったときケーブルテレビのスタッフの出動体制が大事になってくるのではないか。

池田委員長
　テレビではこれまでに災害訓練放送はしていたのか。

平山部長
　テレビでは平成１８年豪雨以降、実施している。
FMでの放送は今回が初めて。去年は予定をしていたが当日が台風となり訓練自体が中止となりでなかった。
訓練放送は本番により近い形で実施している。
周知に取り組むとともに、行政にも、訓練の場で住民にFMを聴いてもらうような取り組みをしてもらえるようにお願いしてまいりたい。

池田委員長
　信濃毎日新聞で伊那谷昼ワイドのゲストの名前を掲載してくれるようになったのか。

平山部長
　番組審議委員会でご意見をいただいてから信濃毎日新聞社にお願いしたところ１１月８日から掲載していただいている。
　伊那谷昼ワイドのゲストに誰が出るか分かるようにしたいと思っていたので金曜日か土曜日にその翌週のゲストが分かるようになっている。

池田委員長
　一つの成果だと思う。宣伝してもらえればこれを見て聴きたいなと思う人も出てくると思う。　それではFM全般について意見をお願いしたい。


北原委員
　災害時はテレビを設置しても見ることができるかどうか分からないのでラジオはいいツールだと思う。

小池委員
　朝から聴いていると前日のニュースをAIアナウンサーが伝えていて日にちは昨日のままだが、伊那谷昼ワイドはきょう放送しているように変わっているが、アナウンサーが読みあげているのか。

伊藤常務
　伊那谷昼ワイドのなかでアナウンサーが読みあげるのは「きのう」という表現になっている。

小池委員
気象情報、交通情報は一番新しい情報を放送してくれている。伊那谷昼ワイドの音楽はどういうところから拾いだしてくるのか。

平山部長
　音楽は著作権の問題がありサブスクリプションは使ってはいけないので買わなければならない。社員が買ったCDを使ったり音楽アプリケーション　レコチョクから購入している。レコチョクは１曲300円ほど。
　
伊藤常務
　包括して著作権団体に支払いしている。

酒井委員
　高遠、長谷地区の電波状況が改善したということでありがとうございます。また伊那谷FMについて行政としても発信してほしいという話があったので伊那市のホームページに伊那谷FMのページを作った。

鈴木委員
今後はどうやって広げていくのか聴いてもらうのかを行政としても一緒になってやっていく必要がある。



伊藤常務
　市町村で扱いづらいオファーがあった場合は情報をもらえれば、対応できるものについては対応する。　

池田委員長
ありがとうございました。
これで協議は閉じさせていただきます。

以上



【審議機関の答申又は意見の概要の公表】
公表の方法
・伊那エフエムが行う放送
・事務所への備置き
・自社ホームページhttps://www.inacatv.co.jp/への掲載

公表内容
・上記議事録内容
公表年月日
・2025年11月28日