第5回伊那谷FM放送番組審議委員会
【日時】令和7年5月21日(水)午前11時~12時
【場所】伊那市 伊那ケーブルテレビジョン株式会社 会議室
【出席者】委員総数 5名
出席委員数 5名
出席委員の氏名 池田 輝夫 委員長
池田 友美 委員
小池 喜志子 委員
酒井 高太郎 委員
鈴木 清次 委員
【放送事業者側出席者名】 伊那ケーブルテレビジョン 向山賢悟 代表取締役
伊藤秀男 常務取締役
平山 直子 取締役放送部長
稲田 久人 放送課長
【審議会次第】
・ 開会
・ 社長あいさつ
・ 池田委員長あいさつ
・ 協議事項
(1) 自主制作番組「伊那谷音楽広場」について
実際に放送したものを聴いていただいてから審議していただく
(2)伊那谷FM全般について質問、要望など
(3)その他
・ 閉会
令和7年度 第1回伊那谷FM放送番組審議委員会
1.向山社長あいさつ
昨年8月の開局以来、年に6回の頻度で番組審議委員会を開催してきた。
この委員会は、地域やリスナーの視点に立った番組づくりをより充実させるために、大変貴重な意見交換の場となっている。
また開局から9か月が経過し、昼の生放送番組「伊那谷昼ワイド」へのゲスト出演者も次第に増えてきた。
地域のさまざまな場面で、「伊那ケーブルは、FM始めたんだね」「お昼の番組、いつも聴いているよ」といった声をいただく機会も増え、少しずつだが反響が広がってきていることを実感している。
今後もさらに地域での認知度を高めていけるよう、取り組んでいく。
2. 池田委員長あいさつ
個人的にはFMを聴く機会は少ないが、反響がでているようだ。
せっかくできたFM放送なので、審議委員会で皆さんの意見を聞き、それを反映し、よりよい放送になってほしいと思っている。是非ご協力をお願いしたい。
3.協議事項
FM番組「伊那谷音楽広場」を視聴。
平山部長
お手元に「伊那谷音楽広場一覧」をお配りさせていただいた。
テレビで収録した発表会や音楽会などの番組に音声でも分かるようなアナウンスを加え、2次活用で放送している番組。
お聴きいただいたものは、今年4月に放送した番組。2022年伊那北高校の音楽会だが、地域の皆さまの発表をFMのなかでお聴きいただくような場として活用している。
音楽広場は2か月単位で編成している。毎週土日に違うものが流れるが、翌月には同じ番組が流れる。3時間枠の中で編成している。
小中高校生から大人の発表まで音楽を中心に放送している。
池田委員長
テレビで録ったものを編集してFMで放送しているということだが、今、説明があった伊那谷音楽広場について、またFM全体についてご意見ご質問をお願いしたい。
酒井委員
伊那谷音楽広場については、番組を聴いたことがなかったが、この機会にダイジェストということで聴かせていただいた。
通常のテレビ放送やFM放送では聴けないような、地元に密着した内容で、かつそれが地元の音楽文化の質の高さを示すようなものになっていると演奏を聴いて思った。今後も続けていただければと思う。
近年では、若者が自分で音楽を作って発表しており、それが主にはユーチューブや音楽配信のアプリなどインターネットで配信している。そういった若者の音楽を流せる番組も検討してはどうかと感じた。
鈴木委員
視聴をし、また放送一覧を見て思ったのが、この一覧を見ると高校が多いと感じる。小中学校や保育園の音楽会などを放送できれば視聴者も増えるのではないか。
伊那谷FM全般では、行政情報のAIアナウンサーの発音やイントネーションが人間とは異なり違和感がある。
池田委員
伊那谷FMでは、私もAIのアクセントが気になっている。私も村広報番組の文字放送でAIの音声を活用しているが、自分たちの思うように発音せずに苦労している。
プライベートでも伊那谷FMを聞くようにしているが、若者向けの曲を意識して放送する必要性を感じる。若者たちのテレビ・ラジオ離れの傾向があるので検討してほしい。災害時のためにも「普段からラジオを聴いている」状態につながるとよい。
小池委員
テレビ用に収録したものを編集し、ラジオ用に改めて番組を作ることは、大変な作業なんだろうと改めて思う。
一覧を見て多くの番組を流していることを初めて知ったが、番組表などで発表されているのか?
平山部長
現在は、番組の内容まで載せられていない。
小池委員
何が流れるかは聞くまでわからない状態だということだとすれば、関心を持ちづらい。災害時に役立てたいのであれば、普段から聞いてもらえないと、いざというときに役に立たないということもあると思う。
池田委員長
ありがとうございました。
FMに限らずテレビも同様だが、若者をどうやって取り込むかが課題だ。災害時にラジオが活躍すると私はいつも思っているが、ラジオを持っていない。車に乗ればラジオを聴けるが、災害が起きたときには、車に乗れず家にラジオがないことも想定される。そうなればせっかくの災害放送も意味がないと感じた。
平山部長
貴重なアイデアを頂戴できた。若者に自身が作っている曲を流す場の提供や、認知度を高めるという意味でも子どもたちの発表会などの番組の充実について取り組んでいく。また番組表についても、音楽広場の内容について掲載できるよう検討していく。
災害時に役立ててもらうためには日頃から認知していただくことが第一だと考えている。
池田委員長
言うは易しで実際にどうするかというのは大変だとは思うが、検討していただきたい。
向山社長
AIアナウンサーについて課題をいただいた。FM自体がオールドメディアといったむきもあるなかで、若者向けのスタイリッシュな番組も打ち出す必要があると感じた。
テレビとFMの連携の中で、例えば音楽会で言えば、出演者だけでなく家族など取り巻く人へもPRをしながらリスナーを増やしていくことが、もしもの時の災害のときにも役立つことにつながる。見直しながら進めていきたいと思う。
小池委員
伊那谷昼ワイドのゲストについて、バラエティーに富んだ方たちを工夫して発掘していて、とてもいいと思う。有名な方だけではなく、身近な方が出てくるとより興味が湧くということもある。テレビ・FMのニュースのなかで、明日のゲストを紹介しているのはよい取り組みだ。
池田委員長
ありがとうございました。
これでFM番組審議委員会は終了させていただきます。
以上
【審議機関の答申又は意見の概要の公表】
公表の方法
・事務所への備置き
・自社ホームページhttps://www.inacatv.co.jp/への掲載
公表内容
・上記議事録内容
公表年月日
・2025年6月3日
第5回伊那谷FM放送番組審議委員会
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